11月に入ってから、外に働きに出ています。
さすがにまだまだフリーのものづくり業だけではやっていけないので、できそうな職場を探して働いています。
そこで導入されているスケジューリング・仕事のしかたが、とてもわかりやすかったので、自宅でも導入しました。
絵カード式・ホワイトボード式・カレンダー式などさまざまこういったスケジュール関連の支援グッズ(こことか、こことか。)はすでに存在するのですが、そこまでするのもかえって動きにくくなるかな?という考えがあって、これまでこういう形態のものは取り入れずにいました。
なぜなら、いわゆる自閉支援グッズの場合、大概想定されているスケジュール項目が「起きる」「トイレ」「食事」などの生活・清潔に必要なルーティンなのです(もちろん、それとは違う項目を、自分に合わせて作ればいいのですが、そこに考えが及ばず、また、それをするのも難しかった。これも、融通の利かなさ。)。
わたしはすでに成人しており、ある程度上記のような習慣はつけることができているため、毎日毎日、日常ルーティンをチェックするのは、窮屈で面倒なのです。
わたしがうまくうごけないのは、そうでない部分のいわゆる「フリーな時間」であるのです。
(但し、いつもと違う行動をしなくてはならず、時間に正しくこなせないといけない場合には、その日のみ、特別に、コピー紙などに予定を書いて、「朝、必ず見る場所」や、「必要な時間に必ず使うもの」に添えておきます。)
ところが、職場のスケジュールボードは、当然上記の様なものではなく、
「必要な項目・必要な時間数またはいつまでにやるべきか・関係者名前」
をそれぞれの人間が付箋紙に書き、代表者がタスクを振り分ける、というものでした。
そして、それぞれ自分のタスクの付箋紙を取り、仕事をします。
その仕事が終われば、付箋紙はシュレッダーにかけます。
書いてある付箋の通りに業務が進まない場合には、上司や担当者に相談( このばあいは、相談≒報告)します。
そして、その日やることが終わると、スケジュールボードはきれいに付箋がなくなります。
その段階で、「ほかに業務があるか」全体および上司に問いかけ、あればさらに仕事、なければ業務を終了します。自分のタスクが終われば、気を使う必要はなく(もちろんしごとの形態がアルバイトだからという理由もありましょうが・・・)、全員がごく普通に挨拶をして帰ります。
やりやすい!!!
どういう経緯でこんな方式になったのか?というくらいしっくりハマります。
シュレッダーをかけるときの「まりまり〜〜」という音といい、さいごにキレイになるボードといい、付箋紙のサイズ(言語やディティールにこだわりがあるため、大きすぎると要点がぼけてしまいます、そのために手帳はいつの間にか全て落書き・スクラップ・アイディア・手記のメモと化してしまいました。それはそれでいいのですが、ならばやたらに大きな手帳であり必要はない・・・→結果、薄いノートなどのカバンに入るなんらかのかみもと最低限の手帳に。)といい・・・装飾のないシンプルなボードもいい。おそらくエクセルで3分もかからず作ったのであろう質素さが、非常にわかりやすく目的を伝えてきます。
あまりにやりやすいので、自宅でも同じようにできるとよいのではないか?と思い、適当に画像検索をかけて作成してみました。しばらくこれでうまくいくか実験・改良してみます。
A4サイズでラミネートしました。一週間の予定を細かく立てるわけではない(そんなことをしたら変更に耐えられません。また、未定の部分が出ることにも耐えられないでしょう。)ので、「本日」「明日」「明日以降」に分け、付箋のサイズと書いた必要予想時間でおおよその場所に付箋を貼ります。
時間を設定するのは「本日」の欄のみで、「明日」「明日以降」の欄は、単なるタスクの箇条書きです。
ここ一ヶ月本当にひどかった「やりたいことや思索が多すぎてイメージに飲まれて過集中と虚脱を一人で繰り返し、貧血・低血圧・感覚過敏などを悪化させ、疲弊・衰弱してゆく」パターンを、ある程度短い言葉で吐き出すことで、食い止められないかと期待しています。
以前から使っていたタイマーです。時間を区切って休憩します。クルクル回して設定するのが楽しいです。
必ずしもこのタイマーというわけではなく、iPhoneを使うことも多いです。
ただ、タイマーの存在は忘れがち・・・
まあ、まいにち倒れたりはしていないので、大丈夫でしょう。思い出しては使うようにしています。そのうち週間付くか、または自分の頭に「やすみ」が搭載されたらラッキー、という程度です。
位置はここです。デスク周りをスケジュール管理場所に。作業場は別のところなので、動きがありますが、それも休憩には必要でしょう。視覚的にいちばんしっくりくる位置にしました。
うまくいくか、いかないか、わかりませんが、すこしわくわくしながら実験です。
実験は、失敗しても、実験として成立しています。よいのです。
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