カウンセリングの取り扱いを認知行動療法で
カウンセリングでした。
今回は近況を少しと、前回の総括を受けて、次のステップ「感情の取り扱い」のための基礎となる知識を確認しました。
近況に関しては、仕事をする前よりは疲れているね、ということを確認。また、これから少しテーマに沿ったカウンセリングになるので、言いたいことがそれに埋もれてしまわないようにきちんとそういう時間は取ることを明言していただきました。
さて、今回は、使用する方法の概要です。
認知行動療法
名前は知っていましたが、それ以上のことはほぼ知らない状態でした。普通の傾聴カウンセリングよりは幾分現実的で実用的なのだろうとぼんやり思っていました。今回、おどういうものなのか具体的に教えていただきました。
認知行動療法をする派閥では、精神疾患やストレスといったもの(に限らず全てのことなのですがね)は「本人と環境の相互作用」で起こる、と考えます。
したがって、
・問題は、自分でも環境でもなくその軋轢
・しかし、軋轢を除くためには、自分の一部ないしは環境の一部を変える必要がある。そのため、便宜的にあるポイントについて「問題」と設定しているにすぎない。
・すなわち、どこを問題として設定するかは任意である。そこにこだわったり感情的になるのはあまり意味がなく、得策でない。ただし、命に関わる部分など、一定のラインは必要。
・つまり、大事なのはあくまで「結果」。
・認知行動療法とは、現状のストレス要因のうち変えやすいところを変えてちょっとラクしよう、ということ。そして、その中で比較的「自分の努力で変えやすい」のが「認知」と「行動」であるために「認知行動療法」と名付けられているそうです。ですから、環境の方をいじれるならいじってもよいわけですし、認知・行動以外の自分の部分を変えたって別に結果が良ければそれでいいのです。
※個人的に傾聴型カウンセリングだと、上記青字の部分で無駄にうじうじする印象があります。ただ、「話す」こと、「聞いてもらう」ことそのものが癒やしとなる人にとってはそれでかなり効果があるのだろうと思います。そしてそういう人はこの世の中の大多数を占めていて、さらに「定型さん」はかなりの人がそうでしょう。非定型だってそういう面はもちろんあります。
ただ私の場合「カウンセリング」という専門家との対話でそれをする意味がわからなかったり、また「聞くだけ」と言われても設定が大きすぎて余計に混乱を招くのです。なんなら何も言われず普通に傾聴されると、大きく調子を崩すことも。そしてそういう「発達障害によくある不満」なんかは別のはけ口の方が効率的です。「発達障害以外の不満」に関しても、色々戦略を持ったほうが、毎回カウンセリングに頼るより自分で解決できるようになったほうがお得でしょう。と思っております。
今回はここまでで、次回から実際にやっていくそうです。作業としてはかなり地味だそうです。頑張って興味がなくてもやっていかないといけないかも〜。
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