こういう企画に沿った記事・・・ということで考えていました。はてなブログに投稿しました #はてなブログ— なないお@4/2は世界自閉症啓発デー (@Nanaio627) 2016年2月24日
今年もやります!世界自閉症啓発デーコラボ企画参加者募集! - うちの子流~発達障害と生きるhttps://t.co/HchyDcTpw6 pic.twitter.com/BQ3mFYcH5R
私には「広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)」がある、と診断されています。発達障害のひとつです。
おとなになってから診断されました。
ひとつ目の職場は、それを知らずに働いていました。
自分も周りも苦しみました。
それがきっかけで、診断が出ました。
現在、障害者枠で就労しており、医療面でも福祉面でも私はとても恵まれています。
また、以前書いた記事たちのように、どうしてだか周りのお友達にも恵まれています。
とてもありがたく思っています。
今回、そういった配慮のなかからひとつ、書こうかな?と考えていました。
けれど、そういう配慮って、結構難しいし、わりと「センス」な部分がある。
はじめて発達障害と出会うひとに、どんなメッセージを届けたいかな?と思いました。
そこで、以下のエピソードを紹介します。
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最初の職場。
自分の発達障害を知らなかった私ですが、「自分の特性」については知っていました。
「どうしてだか、私はすぐにわーっとなってしまう(癇癪・パニックとよばれる症状です)」。「どうしてだか、なんだかうまくいかない」ということに気がついていて、自己流の対策もありました。その対策は、一件「ちょっと妙なこだわり」に見えます。ヘンです。
けれど、ある上司は、それを見て
「ああ、君はそういうふうにやりたいタチ(性質)なんだね。」
と、おだやかに言ってくれました。
すごく救われた思いが、広がりました。
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なんてことのない話で、互いに利益という利益はないのですが、「ただ、お隣の人のちょっとかわった行動を、そのまま受け止める。考えようによっては「ていねいに無視する」」というのは、実はすごく難しいのかもしれないなあ、でも、すごくありがたいなあ、と思います。
「ああ、そういう人もいるよね」
ただそれだけでいい。
まずは、それだけでいいのです。
不快なら不快でもいいのです。
面白かったらそれでも良いのです。
気持ちは自由なのです。
でも、そこにいさせてほしいのです。
私を、とは思いません。
あなたの隣の発達障害をもつ誰かを、そっと見守ってください。
よろしくお願いします。
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