2016年9月27日火曜日

夜こそ、視覚過敏だった?

久しぶりに、夜暗くなってから帰宅をしました。

夜の道は歩きにくくて、足元がふわふわ。
距離感もつかみにくいです。
昼間とは景色の見え方も違って、自分のいるところがどこかも見失ってしまいやすい。

そんな状態なので、普段からできるだけ簡単に済ませている運転(だからってバスや電車が得意なわけでもなく・・・歩くのが好きですが、遠出はしたい)ですが、しないといけないときもあります。

今回ふと思いつきに、「夜だけど、サングラスをちょっとだけかけて」周りをながめてみました(試す場合、安全を確認して、止待った状態で行ってください)。

すると、なんだか景色がちゃんとある。見やすい
距離感もつかみやすく、人混みや広すぎる場所、夜の街で感じるふわふわ感も減少しました。

どうしてか考えながら、その状態のほうが安全なので、サングラスで帰宅しました。
そこで考え、思ったことが、以下です。


★わたしは「明るさ」よりも「コントラストの高さ(明るさどうしの落差の大きさ)」に対し、視覚過敏的な感覚の特異性があるのではないか
★また、明るさへの過敏性によって、「明るすぎて周囲の景色が消えてしまう(ホワイトアウト的なこと)」ことで、「夜だと距離感が掴みづらい・場所がわからなくなる」といった苦手が出ていたこともありうる
・「よるはくらいもの」という思い込みや、モニタリングの悪さ、主観は疑いにくいことで、今まで感覚特性に気がついていなかったのかも
・そういえば、以前受けた視覚特性の実験でも、夜景でのハイコントラストに弱さが出ていたような覚えが・・・
・アーレンシンドロームのスクリーニングでも、自動車教習でも、そういえば運転は苦手で、しかも車線変更のような距離感をつかむことが苦手。リレー然り、人混みしかり・・・。
・そういえば昼間の明るさについても、強すぎるものでない限りは、「明るさ」よりも「ハイコントラスト」や、「乱反射」が苦手(シーリングライトのような状態・晴れよりも曇りの日)だ。

★が、主な考えで、・が、つらつらとした補足です。



危険が伴うので、強くおすすめはしませんが、私はむしろ昼間(昼間も使いますが・・・)よりも夜の方が、サングラスの効果を感じました。

こんな人、他にいるんだろうかということも気になります。
夜、歩きにくいと感じる人で、特性があるかもしれない、という人、いかがでしょうか。

2016年9月19日月曜日

病院をやさしくしよう



通院日でした。
今回は、大荷物でした、
上の写真の物を持っていったからです。

なぜ持っていったかというと、前回のカウンセリングで、心理士さんが病院のレイアウトを今よりも発達障害者にやさしくしようと考えており、当事者で内面の叙述の出来る私に意見を求められたためです。
そのため、私は、現状は視覚的にうるさいこと、カームダウンスペースとして専用の場所があるとよいことを言いました。また、オイルタイマーやラトルで落ち着く人も多いことも話しました。
それから、おいてある書籍が役に立たない(多分、企業さんの寄付なのか、「こころがらくになる」的な・・・こころやじんごにょごにょ、系。薬屋さんの冊子は「ブラックジャックによろしく ADHD編」とか、割りと良いが…。)話も出ました。

その後、つらつら考えて、とりあえず私の思う発達さん向けの「もの」を、実物を持っていこうと思い、持っていきました。

・さらっとわかる書籍複数(「ボクの彼女は発達障害」「あたし研究」)
・長いが、参考にしやすい書籍複数(「UNIQUELY HUMAN]「アスペルガー症候群・高機能自閉症の人のためのハローワーク」「自閉っ子の心身をラクにしよう」)
・うつや寂しさに効くだろうし、単に自分のおすすめ(「自由をつくる 自在に生きる」「孤独の価値」)
・ラトル
・水平器(好き)
・イヤーマフ(過敏対策だけでなく、頭の締め付けにより落ち着く面も話す)
・クロスボウ 魔法の定規(視覚過敏の「具体的」な対策になること。アーレンシンドロームのことを話す)

これらを見せて示しました。
また、再び考えて、無駄にカレンダーが多いこと、この病院は小さいからやらないほうが良いが、床に矢印を書く支援なども良いと思うことも話しました。

どれも、メモを取りながらじっくり見てくださり、良かったです。
「こういう、現実的に役に立つものが、やっぱり求められてるんだよね。支援がずれていて、腹立たしいよね」ということ「専門家は、読む本が患者向けとは言い難い。こういう書籍を紹介してくれると助かる。しかも、ちゃんとした情報だから良い」「発達さんにやさしいということは、みんなにやさしいはずだからね」といったことを言ってくださいました。

こうやって、具体的に動いてくれることが、とても助かります。
現状でもわりと落ち着いた環境の病院ではありますし、今後すぐには変えられないでしょうし、どうなるかわかりませんが、先週よりも掲示物はすっきりしていました。

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カウンセリングと診察は、今後少しずつ、通院の負担を減らそう(今は週一だが、月一まで少しづつ持っていきたい)ことや、イライラに注意、焦らない、など。ケースワーカーさんともお話しました。

ただの病院自慢の記事でした(^ω^ )

2016年9月4日日曜日

良くはなかったらしい。

通院日でした。
前の週は、通院はしましたがCWさんとのお話のみでした。
そちらは、色々手続きがすんでからまとめて書くつもりです。

今回は、和歌山行きの後のどっと疲れてしんどいことがメイン。それから、職場に怒鳴る人が出現して、パニックや思い出し怒りが止まらないこと(つらすぎてこれ以上書けません)。
また、全てのことが過渡期で、今はしんどいだろうということでした。

そして、私の「スイッチが切れない」ことは、やはり良くないね、ということに。
休めないのです。
休んでも、やることが終わっていないとほとんど意味が無いように、頭がぼんぼん爆発しそうなので、やり続けて終わらせてしまうしかない。

それではいけないね、気分転換になることをしましょう、ということになりました。

ただ、正直なところ、「いやいや、できたらやってますやん」という感じで。
過集中と虚脱のパターンから抜け出せません。

先生によると、結果的に非常に良かったものの、和歌山に衝動的に行ってしまうということそのものも、気分の波という点では、まあ良くはないとのことで・・・。

ただ、なんだかもうこれ以上は私にはどうしようもありません。ぐったり・・・

とりあえず9月を乗り切り、生き延びます。
うーん。弱ったなあ。

あたらしい絵
「いちばんの友達、愛する犬」