※自傷の話です。画像はありません。
痛い言葉が苦手な方は読まないでください。※
ノーマークだった自傷癖
さて、このたび、私に自傷があることが判明しました。
本人も医療の側も私の自傷にぜんぜん気づきませんでした。
私自身が「いや〜痛いから自傷とか無理〜あはは」みたいなノリだったこと、見える位置に痕跡がないことが原因でしょう。
「皮膚をむしるのは自傷」らしいぞ
きっかけは、Twitterで「皮膚をむしるのは自傷」というのを見て、調べたことです。
すると、自傷って、リストカットだけじゃないんですね・・・!
いろいろ種類があるようでした。
その中でも、私が特に当てはまったものがこちらです。
★皮膚を真皮に達して血だらけになってもむしる。足の皮膚をむしって痛いので、やや「ケンケンパ」「びっこをひいて」であるくほどである。(がさがさしていない健康な皮膚でもやる。「がさがさだから、ついヒートアップ」とは異なる。そういう場合もあるが・・・)
▲かさぶたを執拗にはがす
▲眉毛を抜く
・頭をガリガリする
◯爪を無理にはがす
です。
もともと極度の痒がり・敏感肌・蚊やその他花粉・ハウスダストのアレルギー傾向・じんましんがあったこともあって、隠れていたのも、今まで気づかなかった原因でしょう。
頭ゴンゴンはないことはないですが、軽くマッサージする感じなので自傷ではないと判定します。
★は、わりとおとなになってから。その下は、小さい頃からけっこうありました(特に▲
は昔からかなり多い、◯はわりと大きくなってから、・は昔から時々)。
けれども、やはりストレスがあるとどれもひどくなるように、思い返せます。
今回も、ちょっとひどくなったタイミングで診察があり、たまたま写真を見せて「これは結構ひどいし、まあそりゃ、ない方が良いので治療しましょう」ということになりました。
なぜ自傷はいけないか
まず、なぜ自傷はいけないか。という話を心理の先生に聞きました。
自傷は、ちょっとの痛みと、自傷後の「すっきり感」で繰り返し、ときにひどくなります。そういうループがあるとのこと。
そして、ひどくなるにつれ、「うっかり死んでしまう」場合があります。
だからダメなんです。
つらくて助けてほしいのに、うっかり死んじゃうから、自傷は止めよう。
ということだそう。
少しの痛みをわざと与える
さて対策です。
心理の先生は、私にあるものを渡しました。
です。手首にまいて、ぱちぱち、手遊び感覚で。
ちょっと痛くて、怪我しない。気が紛れる。
のがいいそうです。
とくに、「手首」という位置であるため、リストカットに効くようです。
ただし、皮膚をむしる症状だからといって、皮膚全体に輪ゴムを巻くわけにもいかないので、これでとりあえず、様子を見ます。
あとは、「しっぺ」も、効果的とのことです。自分で痛みを調整できるから、やりすぎて死なないのです。
以前紹介した回せる指輪なども、自傷対策になるかも、などと言われていますが、「痛み」があるということで、自傷をやめる第1段階としては、輪ゴムなどが良いかもしれません。痛み刺激や圧迫刺激が欲しくて、常同行動をする場合にも、こういうのもいいのかもしれません。
ただし、徐々に、痛みのない安心グッズや呼吸法などに、輪ゴムを置き換えてゆきます。
写真は、輪ゴムだけだとなんだかなあ、と思い、ビーズのゴムブレスを追加したところです。ものを身につけるのは苦手ですが、これくらいなら今のところ大丈夫。続くかはわかりませんが、それを見越して安いものです。
最初の一歩がおもったより簡単でよかったです。
ただし、道は結構長くて、しんどいかもしれません。今までの歴史が長いこと、また、先生にも、「治療の説明は簡単だけど、やると大変なんだな〜」と予告されているので、おそらく長くなるでしょう。
また経過があれば書こうと思います。
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