2016年10月30日日曜日

情報量の調整(診察2)

メルトダウンなら、対策は2つだ


前回の記事の続きです。
さて、今回起こったのが、「ポイントカード型」メルトダウンだとすると(てんかんではないとすると。また、てんかんだったとしてもメルトダウンも起こっているため。)、どうしたら楽かな?という話も、しました。

まずは、「ポイントを(できるだけ)ためない」こと。・・・①
そして、「ポイントを減らす」こと。※

この2つができると、メルトダウンが減る・ないしはおさまるのではないだろうか?
というわけです。
ただし、話をするなかで、※については、対策ができませんでした。
たまったポイントを減らす機能は、私には今のところ見つかっていません。
かろうじて、絵を描くことがそれの助けになるかな?というくらい。

したがって、①ポイントをためない②ポイントのたまる頻度をおさえる方法を、さらに具体的に考えることになります。

ポイントをためない


これは、「できるだけ不快刺激をなくす」ことです。
やはり一番は「ひきこもってしまう」こと。

ただし、わたしには、できません。
散歩楽しいし、ある程度の刺激は、あったほうがよいのです。

そして、徹底的に配慮を貰って、不快でない環境でぬるい仕事をするよりは、ちょっと不快でも、メルトダウンしたとしても、200%の力を使ってしまっても、自分でやる意味を感じられて、ガーッと短時間集中して、そのあとしっかり休める方が、私には良いと思っています。そのほうが、「意味がわからない」というストレスが圧倒的に少ないのです。8時間働くのは難しいかもしれないですが、それでも、今はこの方法が良いと思います。じわじわと苦しむのは、しんどいです。

そこで、イヤーマフやサングラスを、適度に取り入れることになります。
ただし、体に何かがくっついているのも嫌なので、そのバランスをとりながらになります。

そこで心理士さんに提案されたのが、「ノイズキャンセリングや無音ではなく、適度に音楽を聞いてはどうか?」ということ。

無音は、身体の出す音(血管の音とか、骨の動く音とか)が響きます。それはそれで辛い。また、ホワイトノイズも、「それで打ち消せる音と、どちらがよりマシか」天秤にかけている状態です。また、人の声には効果がありません。

そこについて指摘を受けた上で、「音楽を聞いては?」ということになりました。

その場でAmazon等を一緒に見て、色んな種類のイヤホンを見せてもらいました。電気屋さんでは視聴ができること、ものによって聞こえ方が異なり、私のようなタイプはおそらくそれにダイレクトに影響を受けるであろうことを教えてもらいました。

そして、納得したらとても早く、しかも舵が動かせない、ASD系の衝動性を多分に持ち合わせた私は、

既に買いました!!!

どうだ、まいったか。俺の衝動性!!!

参っているのは私のお財布です(結構頑張って、これでも値段をおさえた)。
つらいけど後悔はしない体質です。
いいものを手に入れました。

ノイズキャンセリングのものは値が張り、またお店にあったものが、私の耳の形に合わなかったのでやめて、ノイズキャンセリングなしの、ワイヤレスイヤホンにしました。
線がつながっていすぎるのが嫌(ひっぱられるし、触ると音に響いて痛いし、くすぐったい)なので、これは絶対条件でした。

その上で、選んだのがこちらです。


オーディオ・テクニカの、ワイヤレス、税込みおよそ一万円くらいでした。
耳のフィット感が、私には合っていました。

さて、これで、いくらかポイントをためる頻度が減れば良いなと思います。
職場では使えないので、耳せんの許可を貰っています(まだ使っていないけれど、デジタル耳せんのワイヤレスが届いたら、上司に相談できる手はずが整っていると言う意味)。

これで、メルトダウンの頻度が減ると良いなと思います。

今、既に使用しましたが、とても良いです。

医療者ってすごいなあ(診察1)

診察でした。
今回は大きく2つのことが話題になってので、分けて記事を作ります。

メルトダウン?てんかん?


さて、前回の記事の、メルトダウンの顛末について読んでもらいました。
これが一番その週の大きな出来事です。

けっこう詳しく記述したつもりだったのですが、メルトダウン発作の一部始終について、さらに詳しく質問されました。
それで、自分でも気にしていなかったのですが

・メルトダウン前になんだか嫌な感じがする。「来るぞ〜」というような、嫌な感じ。
・メルトダウンが終わった後は、なんだかスッキリする。自分では、「再インストール」したようなものだからかな、と解説。

という二点が、心理士さんは引っかかったようです。

そして、「今までに、脳波を取ったことが有るか」「手や足がびくっとしたことや、意識が混濁したことはあるか」聞かれました。

私の答えは「NO」「YES」(実際はもうすこし詳しく答えています)。

心理士さんは難しい顔になり「僕は器質性疾患は詳しくないんだけど・・・うーん、脳波を取ったほうがいいかもね」とのこと。

器質性疾患・意識の混濁・手足のビクつきの三題噺で、自分がASDであること。
そのあたりから、「ああ、、」と思い、歯切れの悪い心理士さんに聞いてみました。

「すなわち、てんかんを疑ってるんですよね?」

「そうなんだけどね・・・」

やっぱり。
ASDおよび発達障害の人の、てんかん(癲癇)併発率は高いので、てんかんの症状はたまにTwitterで目にします。

その後、診察の前に心理士さんから、このことは、主治医に伝えてもらい、主治医からも少し質問を受けて、すぐに紹介状を書いてくれる手はずが整いました。
地元で、てんかんを診てくれる病院に、一度行きます。

てんかんじゃないといいのだけれど。

ただ、もしてんかんだとすると、これまでどうしようもなかったかんしゃくの一部が、スパッと薬でおさまる可能性はあるそうです。
うーん、微妙・・・。
とにかく、結果をまつしかありません。

医療者ってすごい!


わたしはこのメルトダウンについて、「てんかん」というものを知っており、精神症状についても知ってはいたのですが、てんかんだとは考えもせず、ASDの症状として考えていました。
やっぱり、医療者ってすごいなあ、いい先生に巡り会えたなあと思います。

発達障害の世界は、わりと、医療不信の人も多いです。
出会った医療者によっては、そうかもしれませんが、それをもとに(たとえドクターショッピングしていてもね)、医療全体を「不信」としてしまうのは、やっぱり命があぶないし、もったいないなあと思います。


(2)へも、微妙に続く。(てんかん疑惑の話は、おわり)



2016年10月28日金曜日

メルトダウン、どうしよう

久しぶりのメルトダウン


久しぶりに、今週の火曜日、メルトダウンを起こしました。
疲れている傾向は感じていたものの、そんなふうになるという予想は全くできず・・・。

メルトダウンの様子については、この記事に動画があります。

私の場合、コントロールできず、丸くなって泣いて寝てしまい、そのまま寝込むしかなくなります。

メルトダウンとパニック


アメリカなどでは、自閉症のパニック(パニック障害の発作とは別のもの)を、メルトダウンとも呼ぶそうです。当事者の間では、その表現のほうがしっくりくるという方もいます。

私は、どちらでもよいのですが、なんとなく

メルトダウン・・・入力できる情報と出力できる情報の差が大きすぎるために溜まった、処理しきれない自分や他人の情報や感情(入力情報)があふれて、器そのものが壊れてしまう。それを、掃除して、人間としての器(のようなもの)を再インストールするまで、発作が続く。
(症状)わーっと泣き叫ぶ、自傷をともなうことも。私の場合「明らかにそれとわかる状態」になる。

パニック・・・刺激や納得出来ないこと、多すぎる情報などが「一時的に」ショートするような状態。一時的な処理落ちで、「器」はそのままに、それをつなぐ線のどこかが断線するなどして、全体にエラーが起こっている。
(症状)メルトダウンと同じものに加えて、固まる、怒るなどさまざま。表面上わからないことも多い

こういう感じに使い分けを感じています。
これは単なる感覚の問題ですが・・・
ただ、治療する上では、理由はそれぞれ、そして各発作ごとに異なるので、区別するのがいいかもしれません。

今回のメルトダウン時


今回は、出勤できず、しかし、欠勤の連絡をいれることもつらく、支援センターに行きました。
そこで、連絡を手伝ってもらい、落ち着くまでそこにいさせていただきました。

二日間お休みをして、木曜からは仕事に行きました。
この、木曜日を乗り切れたことは非常に大きかったです。
そして、普通に「気にしないでね」と迎えてもらえたことも、とても感謝しています。

そして、ちょうどセンター・職場・私での定期面談があり、このメルトダウンについても話題に上がりました。

三者で面談するときには、センターの方も職場の方も話題に出さず、その後、私・センターでの面談で話を聞き、それを、センター・職場で伝達、結果をその後私・センターの二者のみの空間で伝えてくださりました。しかもセンターの方では、火曜日に、担当者で対策がないか少し話し合ってくれたようです。
しんどいこと、恥ずかしいことをむやみに仕事中におもいだすことにならず、非常に助かる対応でした。

職場に伝えたこと


そして、私は、ここで、メルトダウンの発作について、どこまで話そうか悩み、こう伝えました。

・少なくて半年に一度、多くて月に一度、こういう発作がある。
・これは発作のようなもので、具体的になにか原因が有るわけではないので、すぐ対策することは難しい(無菌室にでも入らない限り無理かも)。
・「処理落ちして、再インストール」しているような状態。それが終わるまでは刺激をほとんど入れず、徐々に戻していくしかない。
★こういうときは、連絡が難しいので、電話が難しい。できれば、メール連絡を、メルトダウンの場合は許可してほしい。また、必要以上に詮索しないで欲しい。「だいじょうぶ?病院は?」などの心配もしないで、ただ「わかりました」のみの方が、助かる。

かなり情報をしぼって伝えました。

これ以上のこと(メルトダウンとは?とか、原因様々、とか、、)は、伝えても、理解してもらっても仕方のないことですし、おそらく、現状、これ以上の理解は難しいでしょう。社会全体に理解を訴える必要はありますが、「今ここ」で、全部を理解してもらおうとすると、こじれます。余計に職場に混乱を招いたり、変な気遣いをされるのも嬉しくはないです。「そういうもん」として「ほっといてほしい」のです。

ですから、上記のように伝えました。

そして、「そのようにしてもらっていいですよ」と言っていただけました。

がんばったぞ、私


というわけで、周囲の方の対応もとてもありがたかったですし、私、がんばりました。
えへん。

さて、11月には、「わわわ」に行くことになっています。
楽しみにして、それまでの生活も楽しみたいです。



2016年10月23日日曜日

へんてこカウンセリング?

通院でした。
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へんてこ?


最近のカウンセリングでは、ノートに気持ちや出来事をまとめる余力がないので、Twitterのつぶやきをガッとまとめて(Togetter非公開まとめ)、印刷して持っていっています。

その結構な量のつぶやきを読んでもらい、解決できそうなことや、疲労度を読み取って、まとめてもらい、ときに解決策を探します。そのなかで、主治医に言うべきこと、薬剤師に言うべきこと、ケースワーカーに言うべきことがあれば、それもおしえてもらいます。

自分でまとめられればそれが良いのですが、どうしても私の話は長く、他人とポイントがずれたりもします。それで、お互い「伝わらない」と思ってしまったり。
ですから、この方法は、現状に合っています。

通常のカウンセリングや認知行動療法とは結構違う(多分)、というか、わりとへんてこであろう方法ですが、私には合っています。というか、けっこう多くの人が、こういうタイプのカウンセリング・ないしは相談ができることを求めているんじゃないのかな?と推測するのですが、どうなのでしょうか。心の奥を読み取って欲しいわけではなく、現実に困っていることについて、解決策がほしいのではないでしょうか?

さて、今回は、宿の予約ができないこと、時計がつけられないことが主題でした。

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予約ってやつは難しい


まず、宿について。
予約方法がわからないわけではないのですが、なぜか頭が固まってしまいます。
初めてのことにとても弱く、また、選択肢が多すぎる、そして、実際に行って選ぶわけではないので、見通しのなさによる不安が大きすぎるのだろうと思います。
もはや野宿の方が精神的にラク・・・ってとこまでかんがえて思いとどまりました。いちおう、あぶない。

心理士さんがその場で宿を検索してくれました(これは出来るんですよ、自分でも)。そして、「相場は4000円くらいだね」とまず一言。
そこから絞っていく感じだったのですが、そのリストに、アパホテルがありました。
「アパホテルあるやん、アパホテル走ってる?」
と聞かれたので「名前は知っている。・・・社長の水」
と答えました。
「そうそう。大ハズレしないし、何より安いよ。きっと、大当たりを狙うよりも、ハズレないことが大切なんじゃないかな?」
と言ってくれまして。

もう、私の脳内ではこのへんでアパホテル決定。
めでたく、その後予約できました。
決まると早い、わかれば早いんです。

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好きなのに苦手な腕時計


そして、時計について。
私は時計が好きです。
目盛りがついているからです。

目盛りは美しいです。無駄に欲しいです。
必要もないのにタイマーをつけたりします。
減っていくさまが心地よいからです。

でも、腕時計を続けられたためしがなく、はまって購入しては放置して壊れたり、売り払うようなことをしています。

どうしてだかよくわからないのですが、はめているとイライラしてすぐにさわったり外したり(無意識に外してなくすこともよくある)、集中できないのです。
触覚過敏とはまた違う(タグが痛いというようなことは、私はありません。ただ、他人にそっと触られるのは嫌いです。圧迫刺激は好きなはずなのですが・・)ような気もするのですがよくわかりません。
重いような感じもするし、圧迫が嫌なのかもしれません。
同じような理由でアクセサリー類も、つけていて2〜3時間です。その間は肩がこるような感じがして、集中できないし、リラックスできません(リラックスできないと集中はできない)。そして、そのうちどこかに放置します・・・。そしてふと思い出してはつけて、ずーっとさわっているので、劣化が大変早いです。
ちなみに以前紹介したStimtasticsのものも、同じような状態に・・・。ただ、これは主目的はおしゃれではないので、机や棚に置いておいて、時折触って遊ぶことで使っています。お出かけのときにポケットに入れたり、そのときはきをつけてはめていたりもします。けれども、やはり基本的には苦手です。

もしかしたら、中度半端に触れていて、移動したりする不快感(ズボンが嫌いなのはおそらくこれ)かなとは思います。あとは、ボディイメージよりも若干腕(腕時計については)が大きくなるので、その感覚が気持ちが悪い、とかでしょうか(なんとなくごつごつして気持ちが悪い感じもあるし、ものを書くときに、不自然な位置で左手が机にくっついてしまうのも不快)。

そこで、心理さんが紹介してくれたのが「ルミノックス」というメンズの時計。
これならつけられる、という発達障害の人が以前にいたそうで、教えてくれました。
ベルトが、ナイロンが表、裏がちょっとふわっとしていて、おそらく腕にピタッと痛くなく、くっついていてくれるような感じのようです。
ダイバーズウォッチ(時間が読みやすい)もありますし、フェイスの種類も多いです。
自動巻き(自動巻きでないものもあります)で手遊びもでき、それが電源につながるという実用的な手遊びだというのも、好きな人が多いようです。
また、ルミノックスは、特殊な塗料が塗ってあり、どんな場所でも文字盤が見えることも、安心だそうです。

今のところ、腕時計なしで特段困っているわけではありませんが、無駄な買い物は減らしたい、お決まりを作るとラクですし、好きなものを身につけられるのはよいことなので、お金の工面をしつつ、試そうかな〜と思っています。(すでに2000円の時計を買っちゃったので、それはとりあえず生かす方向で・・・。欲しくなったらもう手に入れないとダメな衝動性・・・ちょっと困る・・・)

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その他手続き的な話しなどもして、カウンセリングは終了。
この日は診察とカウンセリングのみでした(CWさんがいれば、面談します)。

病院で苦労する発達さんや精神障害者さんはけっこういる(どうも、発達障害を診られる先生が少ないということに加えて、単純に精神科医としてアレな病院がわりとあることも一因っぽいなあとちょっと最近思う)ようですうが、恵まれているなあと思います。

うーん、ルミノックスのベルト部分、欲しい。
危険だ。


2016年10月17日月曜日

大阪の記録1

大阪大学にて行われた、当事者研究全国交流会に、参加してきました。
夏頃に応募して、ポスターをつくって発表しました。



こんな感じでできました。
わりと自由なポスターばかりで驚いた!ポスターの形でなくても良かったらしいです。
さすが当事者研究という濃さでした。

私は、前日、前々日と負荷の高い用事があり、また大阪・阪大のホールの音や情報量にダウンしてしまい、行っただけで、最後までいることもできず、帰ってきましたが、これもよい経験でした。

 

質疑応答もできなかったので、こんな紙を貼って「避難するための部屋(そういう部屋が設けられていました、さすが・・・)」でしばらく涙して寝て、帰宅・・・

発達さん向けの会というわけではなく、べてるの家関係の当事者研究が主であったため、私には結構負担が大きいものだったようです。
ともかくひとつ形になったことがあってよかったと思います。


2016年10月16日日曜日

絵をかくことと待つということ

「わわわアール・ブリュット」にて、スイスに行く作品が決定しました。

http://www.wawawart.com/mori/
こちらで、現在公開されている「日本の美意識」です。

その他の作品は、アップされていません。

私がいままで送ったなかで、一番良かったのがこれということです。審査にてとても褒めてもらえたみたいで嬉しく、そして驚きました。
また、その他のものはあまり良くないということでした。

そういうフィードバックを受けて面白かったです。
一番何も考えないで描いたのが、一番良かったからです。

そして、私にとって絵を描くことは、ストレス解消と同時に、療育的側面が担えるかもしれないなあと思いました。

わたしは待つのが苦手です。
すぐに完成したいし、終わりが欲しいです。

だから、絵をかくのも速いです。

昔から「あわてないでよく見ましょう」と言われていました。

けれど、今回スイス行きになった作品は、結構「我慢して待ちました」!
別の絵を書いているときに、魅力的な模様を発見して、それを描きたくてはじめた作品です。
それ以外に、私にとって意味はありません。
描いているうちに模様が見えてきて、作った部分もありますが、これといって具体的なものをひょうげんしようとしていません。

そのくせ、この作品はペンで描いており、乾くまでかなり待たないと、描いた模様が崩れます。
とっても待つのは苦痛でしたが、他の絵をはさみながら、じりじり完成させました。

一方、他の作品は絵の具です。
乾くのは速いし、乾くまで待たずにバーっとかきだしています。
とにかく頭のゴチャゴチャを出すために、待てないのをそのままにして描いています。
その、粘っていない部分、どこか隙間ができてしまった部分のようなものが、出たのかなあと思いました。

とはいえ、作品がダメというわけではないということなので、たくさんかきつづけながら、どれかが引っかかればいいかなーくらいの気持ちで自由にかきながらいこうかとおもいます。
また、模様のようなものも伸ばしつつ、ぱっとわかる具体的なものも、かわいいものなんかも、かけるようになりたいです。
そういうために、教室にも行ってみようと思います。

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私にとって、待てないのは、人生においても、絵においても、こういう、文についても同じです。
そのくせ、考えていることや入ってくることに対しての、だせることはとても少ない。
そういう凸凹があります。

けれど、それだと、いつも人生に退屈して、すぐに人生に終わりをつけたくなってしまう。
わたしの、ゆっくりペースに、自分の脳が合わせられません。

それでいいことも有るかもしれないけれど、やっぱり、やりたいことを全部やるためには、もっと「待つ」必要があるなと思います。

2016年10月2日日曜日

おちついてきたねえ

このところのカウンセリングや診察では、なんとなく穏やかです。
「前に比べてとても落ち着いてきたねえ、良かったねえ」
とも、しばしば言われます。

前はそんなにひどかったのか?!とも思いますが(思い返すとたしかにひどい!)。

よく目にする「偉人の発達障害エピソードではなく、平凡に生きている発達障害者の例が知りたい」という言葉。

もしかして、そんな「平凡に(でも幸せにおだやかに)生きている発達障害者」の1人に、なりつつあるんじゃないか?と思います。

穏やかだと、なんともネタに欠けて(笑)、書くこともないのですが、だからこそ記録しておこうかなと思います。

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【広汎性発達障害(アスペルガー寄り)】

・障害者手帳(精神)2級
・障害者雇用短時間(パートタイマー)
・アール・ブリュット通信育成所属(販売契約済み)
・実家ぐらし(田舎だけど、ネット環境ありで、車の免許所持)
・ゆき坊(犬)・Twitterのつながり・アート関係のつながり。
・障害者年金申請中(降りるかは不明だが、これが落ち着くと適度なベーシック・インカムとなり、私の将来への過度な不安が落ち着く・また調子の波による欠勤への恐怖も減ると予測)
・優秀で合う医師・心理士・ケースワーカー・ジョブコーチ支援あり

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以上のような感じです。

なんといってもお金と体力」がものを言う。
三食食べて、適度に歩いて、太陽を浴びて、犬をモフって、好きなことを出来るお金と時間がある。

それは、健常な人でも大切なことですが、いろいろな生活行動に障害となりうるリスクや障害をかかえる身としては、より大切だと思います。

聖人君子なんてまっぴら、たのしく生きなきゃ死にたくなっちゃうからね。

もう少し体力…具体的には、体幹を補う筋力が欲しいと思います。長い間座っていられなくて、特に休みの日に、眠りたくもないのに眠ってしまって、頭がぼーっとするのが嫌なのです。

とりあえず、未来はどうなるかわかりませんが(何か勉強したいなあと思う)、現状の落とし所はこんなところで、冬までこれを安定的に続けていけるとなにか一山越えて、安定しそうな気がします。