2015年8月26日水曜日

診察とカウンセリング3【ご意見募集】


イラストのとおりです。
診察に待ち時間が長く出てしまったのでその場でカウンセリングノートに描いたイラストです。
なんてアホなんだ…
今回はよかったけれど、びっくりした出来事でした。

でも、割りとよくある出来事の類かも?

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診察では、先日ものすごく体調が悪くて、記憶が飛んでしまったことを報告。
私は記憶が飛ぶことがあまり今までなかったのでびっくりして報告したのですが、反応は薄めでした。よくあることっぽい反応。しかし、とにかく薬を続けてみましょうということでした。反応からして脳神経系・命の危険のある系の疾患疑いはあまりないみたいで良かったです。

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カウンセリングでは、先日宿題で出ていた「今疑問に思っていること」から入りました。

→・特にないので、プロフィールシートを遊びで作りました
 ・ハローワークの書類には「広汎性発達障害」「アスペルガー」「高機能自閉症」から選ぶところがあって、とりあえず「アスペルガー」を担当の方に選んでもらった。いいか。

⇒・これはすごいね。コピーしてもいい?
 ・なんだかハロワ古いね。

ということ。
それから、また最近記憶が飛んでしまった事を話し、プロフィールシートを読んでもらいました。

⇒これだけ自分のことを書けるのはすごい。わからないままパニック起こしちゃう人も結構いる。

とのこと。私の場合、知りたい分析したい表したいという欲求が強く、見た目を綺麗にわかりやすい資料をつくることも好きなのが功を奏しているようです。自分だろうとなんだろうと思考の対象になればそれで私の欲求は満たされるのです。
ちなみに、カウンセラーさんに褒められてもあんまり嬉しくありませんでした。多分、「そういうふうに褒めるのが仕事」だと認識していることや、それどころじゃない(カウンセリングの内容把握と、発言することに手一杯)なのでしょう。もともと感情よりも情報のやりとりに長けていることもあります。

さて、ここからのやりとりが面白かったです。長いので折りたたみます。



【やりとり】

→たぶん、わかっていることはこれで表せるからいい。問題はわからないこと。例えば「疲労やストレスがわからない」など(シートの該当部分を指差しながら)

⇒なるほど。じゃあ、それをテーマにしてみよう

→(テーマとかカウンセリングであるんだ…)はい。体調がわからないのと、計画してもできなくて結局ガーッとやっちゃうので、こうなる感じ。

⇒ということは、これには(書きながら)「体調管理」と「計画する」っていう2つの要素があるんだね一番最近でそのことで困ったことが起こったのは具体的にいつ

→そうだと思います。日曜日。

⇒どんなことがあったの?

→体調がすごく悪いのに出かけて、自分も多分相手も迷惑だった。

⇒体調が悪いっていうのは、具体的にどんな状態?

→……(考えて)歩けない。ゾンビ。

⇒歩けないのね。

→視界が変。あと、記憶があいまい。

⇒どんな視界なの?

→狭い。霧みたい。ものがブレる。

⇒なるほど。何をしに出かけたの?

→友人との食事。

⇒失礼な言い方だけど、友人がいるってことはとてもいいことだね。どこでなにを食べたの?

→はい。覚えていないのです。でも、多分写真にかき氷が写っていたので、それを食べたのだと思う。

⇒それすら覚えていなかったのね。でも、できちゃったんだね。そういうのって、ニキ・リンコさんも言ってた気がするなあ。ガーッとなにかやって、気がついたらベッドに居た、って。

→知りませんが、気づいたら暗くなっているというのはよくあるパターンという気がします。確かに、よく考えたら、できちゃってるんですね。覚えてないけど。

⇒では、どうすればよかったと思う?思いつく?それとも、わからない?

→(約束を)とりやめる。

⇒(時間がきたのか)よし、それでは、今日は具体的な事実の確認までにしましょう。
 宿題を出します。他の人が、こういう時どうするか、調べて来てください。定型発達の人でも、発達障害の人でもいいです。

【やりとり終わり】



こんな感じでした。
他にも、あおさんに貰ったヘルプマークを見せて「これいいね!」という会話・Ptという略称について(ペイシェント=クライアント=私)なども有りましたが、主に上記のケーススタディのようなやりとりをしました。

カウンセリングというと、「気持ち」を聞いて、「傾聴」「共感」するのが主な印象です。如月さんのブログで最近拝見するにも、そのような感じがします。

とすると、私のこのカウンセリング方式というのはちょっとおもしろいなあと思います。おそらく「認知行動療法」が専門の、比較的若い臨床心理士の先生であるからでしょう。また発達障害にもくわしいようです。

私は「傾聴」されたり「共感」されても「だから何?どうしたらいいの?見通しがない。」ということで混乱してしまい、向いていないので、この方式のカウンセリングで助かっています(実際に以前別の病院では、これでパニックを起こしてカウンセリング中止になっています)。具体的な目的や見通しがないととてつもなく不安なのです。向き不向きですね。

また、カルテにやりとりで必要な部分を心理士さんが書き込み、私にもそれが見えるようにしてくれています。今回最後に不透明なファイルでこちらに見えないように何かを書いていましたが、基本的に見えてはまずいものは、あまり使わないようにしてくれているのかな、と思います。それはとてもありがたいです。不安が減ります。

宿題を来週までに調査して、次のカウンセリングにのぞみます。
皆さん、上記や類似のような場合、どうしていますか?

上記の場合:「体調管理」「計画のたてかた」について。
      体調が悪くてもそれに頭がいかずに、予定を無理に遂行してしまう対策。

ご意見募集します!教えて下さい。


2 件のコメント:

  1. 私は立ち位置としては「広汎性発達障害」というところにいます。

    体調管理については、自分の感覚は最初から当てにしないようにしています。感覚に頼るよりも、自分の体を有機機械として外から見て、手動メンテナンスするような感覚です。「作業始まって何分経ったから、そろそろ負担かかってる部分をほぐして水分と塩分入れておくか」みたいな。過集中しそうな時は腕時計にタイマーをセットして、何分かごとにアラームを鳴らして休憩、みたいにすることもあります。

    計画の立て方については「最悪これだけは」という場合を考えることが多いです。
    例えばそれこそ明日起きてもし記憶が飛ぶほど体調が悪かったら、友達にキャンセルの電話だけかけて寝よう、だから枕元に携帯を置いておこう、とか。
    あるいは私作業所に通っているんですが、午後4時で終わりのつもりでいたら急に残業することになった、みたいな場合「どれだけ遅くてもさすがに8時までには終わっているだろう。それからすぐ帰れば寝る時間としては結局いつもとあまり変わらないだろう」とか。
    自分にとって最悪の場合を想定して、その時に何ができてどんな見通しが立つか、っていう感じです。

    これから起こることに見通しが全く立たなくなるとパニックになってしまいやすいので、「何があってもこれだけはできる」という見通しを持っておくと私にとっては楽ですね。

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    1. コメントありがとうございます!

      体調管理について。
      手動メンテナンスなんですね。やはりタイマーを常に何分ごとにセット、にしておこうかと思います。これは、一度ちょっとやっているのですがなかなか続かないので、合う方法を探してみたいと思います!タイマー方式、身につけたいものです。

      計画について。
      「最悪のを想定しておく」というのは、私の「もしできなかったらどうする?」想定のこころがけと似ているものかなと思います。しかし、過集中していると、「これはやる!」がどんどん増えていってやるべきことの雪だるまみたいになってしまう私には、「できないかもしれない。”でも、これだけはできる”」という考え方はいいかも。
      タイマー休憩と一緒にやれば、体調によって過集中が止まらない、ということも防ぎつついけそうですね。

      見通しがないと途端に「もうだめだ・・・」とパニックになってしまうの、同じです。笑
      安心材料としての「これだけはの予定」をもつ、というの、新しく取り入れたいです!

      また、色々教えて下さい。
      ありがとうございます!

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